農牧業相が表明  「今年は豊作、過去30年間で初めて」

社会
bolormaa@montsame.gov.mn
2021-11-19 09:13:01

   ザグドジャブ・メンド サイハン食糧・農牧業軽 工業相が1116日の記者会見で「今年は豊作だった。現時点での収穫事業 率は97.3%となっている。昨年の春は植栽に必要とする融資を時間通りに実行した。また、種子の30%をエリート品種に置き換えられたことと、良好な気象条件が良い結果をもたらした」と述べた。 今年、モンゴルは全国土の0.41%に相当する65500㌶に栽培を行なった。 耕地面積の9割に当たる38 9400㌶に小麦、10400 ㌶に植物油、10万㌶に飼料、19800㌶にジャガイモ、9900㌶に野菜、4700 ㌶に果実を栽培した。 今年度は571100㌧の穀物を収穫した。全国的小麦消費は31万㌧だが、 今年、各小麦粉工場に54 7200㌧の小麦を供給できるという。ジャガイモは国内需要を100%満たすが、野菜は需要の60%を 供給できる状況にある。

   また、今年はモンゴルで初めての米栽培を行った。ジメックス (GIMEX) 社は10年にわたる実験に 成功し、バヤンホンゴル県バヤンリッグ郡におい 2㌶の耕地から10㌧の白米を収穫した。 収穫量は少ないが、今後はモンゴルの土地で栽培した「フスグ」白米を消費者に提供できるという。このほか、ウブルハンガイ、セレンゲの2県で実験的に白米を栽培している