韓国政府、レアメタル供給を巡る関心を

経済
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-12-02 10:35:38

11月23日~25日にかけ て、韓国・ソウルにて、 第6回モンゴル・韓国政府 合同委員会が開かれ、モ ンゴル側からはダシゼヴェグ・アマルバヤスガラン内閣官房長官、韓国か らはイ・テホ第2外務次官 が代表して出席した。 両国は経済的協力促進 において、モンゴル・韓 国政府の対話枠組みの役 割を改めて確認するとと もに、流通やインフラ、 鉱業等の分野での共同案 件を推進する、韓国技術 の導入、経済的交流促進 等について意見を交わし た。また、双方は韓国政 府借款及び無償資金協力 枠での案件実施、互恵的 な協力促進について協議 し、韓国側は実施案件の 効率化、加速化に向けた 定期的協議を設けることを提案した。

    韓国側は希少金属及び半 導体材料の供給網を巡る 協力を推進する意向を示 すとともに、レアメタル 共同研究センターの設立 を推進するための共同ワーキング・グループ会合 を早期に開催することで合意した。同センターの 設立については、パク外 交部長官による今年8月の 訪問で、両国が合意して いた。

    両国は経済連携協定締結 を巡りその前段階として 投資促進協定の改訂に着手することで合意した。 また、モンゴル側は23年 ~25年にかけて観光振興 推進政策「モンゴル観光の年」枠で、訪モ外国人 旅行者数を100万人達成目標の一環で、観光インフラ整備等での協力を韓国側に打診した。モンゴル側は韓国社会に対して、 在ソウル・モンゴル旅行 センターが情報発信源として重要な機能を果たすだろうと意義を語った。 両国は自由、民主主義、 基本的人権、市場経済など普遍的価値を共有し、 政治的対話並びに、外交政策、安全保障、防衛分 野に関する戦略的対話枠組みを強化していくことで合意した。