Ulaanbaatar
ボルガン～ツァガーンノール検問所トランジット、輸送が開始
経済
2月15日、ホブド県ボルガン国境検問所からバヤン・ウルギー県ツァガーン・ノール国境検問所までのトランジット輸送が開始された。10台の大型トラックが食品、各種機器、電気製品のスペアパーツ、衣料品を中・ロ間で毎日輸送する。
わが国の第2の経済回廊が開通され、国境検問所の復興戦略が実現し、ホブド県とバヤンウルギー県にまたがるロシアと中国を結ぶアジア・ハイウェイAN4号幹線道路網に接続すると道路・運輸開発省が発表した。アジア・ハイウェイAN4号はアジアとヨーロッ
パを結ぶ幹線道路の一つ。西垂直軸の750㎞の陸路。パキスタンのカラチを起点とし、中国新疆ウイグルのウルムチ、モンゴルの西端部を経由してロシアのノヴォシビルスクを終点とする。全長4500㎞に及ぶ。幹線道路の開通は、地域産業の活性化と輸出促進の面で、経済的な期待が大きい。
