Ulaanbaatar
ドルノド県：大草原を走る馬の革で造ったバッグが2025年に世界市場に登場予定
社会
9月13日、世界のファッション・リーダー企業の1つ、フランスの「HS」社は、草原馬の革による製品製造を推進するため、同社のバッグ製造部門の代表らが先月5日間にわたり、ドルノド県に現地調査を実施したと、同県が報じた。
「北東アジア環境農業研究センター」非政府組織（NGO）が同社と、過去3年間にわたり同分野で共同研究を進め、その結果、ドルノド県の馬の尻尾は細く、革鞄の原料として最適である事が分かった。同共同研究後、2年以内に革バッグを生産し、世界市場に進出するという。同研究センターのL.ラグワスレン所長は、「第1ラウンドでは、馬皮2000枚と馬尾500枚をHS社に納入した」と述べた。
フランスのHS社は、世界的ハイブランドのグッチーやルイ・ヴィトンを上回る高級革製品の製造で有名な企業である。バッグひとつ一つが、一人の職人の手で作られている点が、他の人気ブランドとは一線を画すという。
