インフレは率低下したが食品価格は依然として高い

経済
l.naranzul@montsame.gov.mn
2024-01-25 16:24:43

(ウランバートル市、2024年1月25日、国営モンツァメ通信社)1月19日、2023年12月末時点、国内消費財及びサービス価格は、前年同期比7.9%上昇した。具体的には、ウランバートル市では、物品価格が8.4%、サービス価格が9.4%、食品価格が12.4%、非食品価格が7.2%上昇したと国家統計委員会(NSC)が報告した。


使用頻度の高い商品・サービスの価格リストから、食品価格が最も高く12%上昇した。消費財やサービスの価格であるインフレ率は、2022年末には13.2%であったのに対し、2023年12月には7.9%となった。成長率は前年同期比5%低下した。7.9%のうち3.3%は、食品の飲料および飲料水の価格上昇により占められている。


また、肉および肉製品の価格は前年同期比16%上昇した。これは主に、牛肉の価格が14%、ヤギと羊肉の価格が16%、馬肉が11%増加したことによるものである。


更に、パン、小麦粉、米の価格は14%上昇した。具体的に、米は9.1%、小麦粉は20%、パンとペストリーは14%、パスタの価格は12%増えた。首都で販売される丸牛肉の平均価格は1㌔当たり1万8218トゥグルグ、2021年同期比18%、2022年同期比17%高いのである。2023年12月末時点、1級小麦粉の平均価格は2426トゥグルグであり、2021年12月から75%、2022年末から16%、2023年12月より15トゥグルグ上昇した。