閣議決定 2024年3月27日
政治
ザミーンウーデ・エレーン国境検問所 貨物輸送エリア、24時間営業
4月1日よりザミーンウーデ・エレーン国境検問所の貨物輸送エリアは24時間営業となる。ザミーンウーデ道路国境検問所の貨物運送エリアが4月1日~9月30日にかけ、24時間営業となる準備を進め、管理するようB.トルガ国境検問所復興国家委員会会長に指示した。
気候変動による悪影響を軽減するための法案が審議
伝統的畜産が直面する気候変動による悪影響を軽減する法案とその他の関連法案についてダシゼヴグ・アマルバヤスガラン内閣官房長官が紹介した。
同法案では、畜産業部門が気候変動の困難を低リスクで克服する措置が定義され、相互協力や協同組合の取り組みの支持、畜産加工品の価値や競争力の向上に関する規制が含まれた。
また、牧畜協同組合に加入する遊牧民のみに商業銀行を通じる融資の付与、その融資の融資保証基金による100%保障、一次・二次協同組合のモデルの地域特徴に応じる定義、家畜の飼料を作る環境の整備、法律によって提供される支援に含まれた牧畜民及び牧畜協同組合の義務を記している。
医療の電子化加速を指示
モンゴル首相の命令により設立された作業団は医療の電子化を加速させる取り組みの結果について政府関係者に発表した。医療とサービスの統合を公共サービス総合システム「E-Mongolia」により段階的に実施し、医療データベースに必要な設備を承認された予算内で処理し、国民向けの影響キャンペーンを実施し、医療専門データベースの情報交換を支持するよう関係閣僚及び組織管理者に指示した。
医療部門で活動する公的及び民間団体で 3万人の医師と医療専門家が務めており、日常的にソフトウェア10件以上を使用し、重複数字で外来検査2000万件、入院治療100万件の医療とサービスを登録し、個人の健康音声と画像による情報を収集し、診断及び治療に活用している。
医療部門における電子化を加速させる取り組みの一環として、システム間の情報交換の機会を設ける課題を調査し、提案する作業団が首相の命令により設立された。公共サービスの総合システム「E-Mongolia」に処理箋、画像所見、検査結果、小児予防接種証明書、外来患者カート、妊娠管理ガイドカード、母子健康手帳などを電子形式で組み込む準備が整っている。
その他
国家の富の基金法案を国会に即時提出し、審議することが決定された。
ガショーンスハイト・ガンツモド国境検問所の国境を横断する鉄道橋の共同建設に関するモンゴル政府と中国政府との協定草案が審議され、承認され、同協定に署名する権利が与えられた。
行政機関をウランバートル市から段階的に地方に移動させる政策に従い、政府庁舎と一部の行政機関の合同事務所をトゥブ県ゾーンモド市とセルゲレン郡のノムト・アマで建設する課題を研究し、提案と結論を策定し、関連法案を起草する作業団を設立することをB.デルゲルサイハン国家大臣兼交通渋滞緩和委員会会長に、設計開発に必要な支出を算出し、決定するようチメド・フレルバータル経済開発大臣に指示した。
「アルタンボラグ」、「ツァガーンノール」フリーゾーン開発の一般計画の策定を加速させ、今年第2四半期以内に閣議に提出するよう建設・都市開発大臣に指示した。