県、首都、郡、区の議会選挙が開始
政治(ウランバートル市、2024年10月11日、国営モンツァメ通信社)本日、2024年の議会選挙が公式に開始された。
本日、224万6,164人の有権者が投票に参加する。このうち、1,14万6,158人が地方に住んでいる有権者で、110万2,278人が首都の有権者である。
また、全国で1万8,033人が携帯型投票箱を使って投票することを希望しており、昨日は地区の委員会会員が承認されたスケジュールに従い、7,500ヵ所に訪れ、有権者の投票を受け付けた。
選挙管理委員会の決議第199号により、今回の選挙で使用される投票用紙の形式が承認された。投票用紙は、「県および首都の議会」と「郡および区の議会」という2つの部分に分かれている。投票者は、支持する立候補者名の前にある楕円形のマークを塗りつぶす。もし、割り当てられた定員数を超えて立候補者に印を付けた場合、その投票は無効とみなされる。
全国で2,230の投票所に、合計2,824台の投票集計機が設置されている。具体的には、1,500人以上の有権者がいる投票所には2台ずつ、1,500人未満の有権者がいる投票所には1台の投票集計機が使用される予定である。
今回の選挙では、2,395の選挙区において10政党と1連合から1万7,010人、独立候補から268人、合計で1万7,278人の候補者が8,031の議席を争う。候補者のうち、5,582人(32.3%)が女性で、1万1,696人(67.7%)が男性である。また、年齢層では31歳から50歳が最も多いである。投票および集計活動は、全国で1万7,800人の監視員が管理する。
階層別選挙委員会および地区委員会の2万0,601人の会員、情報技術の169チームからなる2,683人の監視員、認定された国民登録の2,337人の職員を含む、合計2万5,621人の公務員や、警察官、国家非常事態庁の職員が、法律に基づいて与えられた職務を遂行し、国民の選挙権および被選挙権を確保するために活動する。
投票は夜の20時まで続く。投票日には、勤務中の有権者に対して、その職場の管理者が休暇を与え、投票の機会を提供する責任がある。もし、職員が投票する機会を与えられなかった場合、雇用主には違反法に基づいて罰金が科されることが法律で定められている。
県、首都、郡、区の地方議会選挙は、モンゴル国の国民が地域の自治機関を自らの代表者で構成するための基本的な手段である。したがって、今日を全国的な休日とし、選挙管理委員会は国民に対して積極的に選挙に参加するよう呼びかけている。