Ulaanbaatar
フレルスフ大統領とセルダル・ベルディムハメドフ大統領は公式会談、協定締結
政治
（ウランバートル市、2024年10月12日、国営モンツァメ通信社）10月10〜13日、セルダル・ベルディムハメドフ・トルクメニスタン大統領の招請により、オフナー・フレルスフ大統領がをトルクメニスタンを国賓訪問している。
10月11日に両国国家元首は、「オグズハン」大統領府で公式会談した。同会談の際、実務的で友好的、そして温かい雰囲気の中で進められ、モンゴルとトルクメニスタンの友好関係を強化し、協力を新たな内容で充実させることで話し合った。特に、農業、交通、物流、観光、教育、文化などの分野での協力を拡大・発展させることや国際的・地域的な舞台の幅広い協力に関する意見交換を行った。
会談の冒頭、フレルスフ大統領は、アジアとヨーロッパを結ぶ「シルクロード」および自然の美しい故郷への訪問を招待し、モンゴルの代表らを温かく迎えてくれたセルダル・ベルディムハメドフ大統領やトルクメニスタンの政府、国民に心から感謝の意を表した。また、モンゴルが中央アジアの国でトルクメニスタンとの友好関係を強化し、相互有益な貿易および経済協力を拡大・発展させる意向を示した。
これに対し、セルダル・ベルディムハメドフ大統領は、1992年に両国間で外交関係が樹立されて以来、モンゴルの国家元首による初の公式訪問であるこの訪問がモンゴルとトルクメニスタンの友好関係を深化させ、両国民の友好と団結を強化すると述べた。両国国家元首は、過去30年以上の成果を振り返り、今後の協力の展望や重点分野を明確にし、関係の新歴史のページを共に開くことを楽しみにしていると表明した。
同訪問の際、両大統領は、モンゴルとトルクメニスタンの法的環境を強化するための政府間および機関間の契約や協定が締結されたことを高く評価した。両国の経済協力を拡大する上で、交通と物流の分野の協力が重要であることに合意した。
また、農業分野での協力を拡大し、両国間の貿易の増加を目指して、農業、獣医学、畜産に関する文書も締結され、モンゴルとトルクメニスタンの市場に農業および軽工業由来の製品を相互に供給することで合意した。
