パキスタン首相、モンゴルとパキスタン両国大使館を設立する意向を表明
政治(ウランバートル市、2024年10月18日、国営モンツァメ通信社)ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、中国とロシアが主導する上海協力機構(SCO)首脳会議の際、シャバーズ・シャリフパキスタン首相と会談した。
同会談の際、オユンエルデネ首相は、両国の友好関係と協力を拡大・強化し、貿易、経済、農業、観光、文化などの分野で相互利益と協力を発展させる意向を示した。
双方は、両国間の貿易額を増加させること、特に農業や軽工業分野での協力の重要性を一致して指摘し、モンゴルからパキスタンにハラール方式で加工された肉や羊毛、カシミア、皮革製品を輸出し、パキスタンからモンゴルに縫製品や織物を供給する可能性について意見交換を行った。
これに対し、シャバーズ・シャリフパキスタン首相は、両国の政府間委員会を設立し、貿易・経済関係を拡大する提案した。また、両国の大使館を設立する意向を示し、ビザの優遇措置について注意を払うようL.オユンエルデネ首相に求めた。モンゴルから農産物、特に羊毛、カシミア、皮革、肉製品を購入する意向があると述べ、これを実現するために努力することを強調した。