モンゴルの現代シンフォニーオーケストラ、創立100周年を祝う

カルチャー
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2024-10-28 18:14:37

(ウランバートル市、2024年10月28日、国営モンツァメ通信社)モンゴルにおける現代シンフォニーオーケストラの創立100周年を迎えている。この一環として、国立オペラ・バレエ劇場は、シンフォニーオーケストラ演奏会を提供する準備を進めている。


具体的には、11月02日に開演される「オーケストラ-100」演奏会では、世界的および民族的なクラシック名作が演奏される。本演奏会の特徴は、シンフォニーオーケストラの歴史を支えてきたベテランや中堅の音楽家らが共演することである。さらに、11月3日に「Orchestra Night」演奏会が公演され、現代の新しいスタイルやジャンルの作品を若手アーティストらが観客に披露する。

20世紀にモンゴルでプロフェッショナルなオーケストラが発展した歴史は、1924年に設立されたダムディン・スフバートル名を冠した音楽グループから開始された。この音楽グループは、M・ドゥガルジャブとJ・ドルジダグワによって指導され、D・イシュドゥラム音楽家が指導者として活動していた。 

1927年に人民劇場、1931年に国立中央劇場が設立され、さらに、音楽グループ活動が広がった。1940年に、当時のソ連から招かれた音楽専門家B・スミルノフが、モンゴルのシンフォニーオーケストラの発展に貴重な貢献を果たした。