モンゴル書道の魅力は世界に誇る日が来る

社会
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2024-10-31 16:04:51

(ウランバートル市、2024年10月31日、国営モンツァメ通信社)『永遠の天の文字・モンゴル縦文字競書』の書道展示会が開催される。同展示会に関連して、書道の現状や今後の発展について、バトバヤル書道家・画家・教師にインタビューした。


ーーカリグラフィーとは何か、具体的に説明してください。


ギリシャに由来する言葉で、カリグラフィーは単なる書道だけでなく、非常に広い範囲で説明されている。簡単に言うと、美しい文字が人に好まれる場合、それはカリグラフィーと呼ばれる。

また、カリグラフィーの教育が必要である。政策として支援されるべきである。しかし、モンゴルでは、数人が数語を書いてそれを販売することにとどまっているため、現在の状況では多くの人が書道の価値を理解していない。実際、書道は非常に貴重な芸術である。

ーー バトバヤルさんはどのようにモンゴル縦文字を筆で書く技術を学んだか。

私は学校でも美術学校でもモンゴル縦文字を教わらなかった。しかし、私の父は全ての書類をモンゴル縦文字で記入する会計士であり経済学者だった。1987年から父が書いたものを読むことに挑戦し始め、そこで初めてモンゴル縦文字を学んだ。

街の装飾を専門とする画家らと協力し、スローガンや絵、装飾を受注して制作していた。現在での竹の筆のようなもので書いていた。1991年9月18日に「モンゴルの本」という展覧会を開催し、その中で「一滴のインクで」という書道展覧会も同時に行った。

ーーそれはモンゴル初の書道の展覧会か。

その前には、書道について話されることがなく、展覧会も開催されていなかった。90年代に民主化が進み、人々が商売を始めた頃、私は「自国で何か貢献する必要がある、何をしようか」と考え、ただ文字や書道を広めていこうと決意して、その展覧会を開いたのである。

美術学校では文字の芸術、つまりフォントの芸術が教えられている。それを基に、外の世界での作品の変化を見て、自国の文字や書道を発展させることができると勇気を持ったのである。