Ulaanbaatar
モンゴルで2024年の「世界抗菌薬耐性啓発週間」が開幕
社会
（ウランバートル市、2024年11月24日、国営モンツァメ通信社）11月19日、モンゴルで「世界抗菌薬耐性（AMR）啓発週間」が開幕した。今年のテーマは「教育し、影響を与え、今行動する」である。このキャンペーンは、WHO、保健省、第一国立病院、医薬品・機器検査規制局が主催している。
その目的は、抗菌薬耐性の脅威に対する認識を高め、この問題への対策の緊急性を訴えることである。
WHOは2015年以来、この啓発週間を毎年11月に開催し、AMRがもたらすグローバルな健康課題を強調し、政策改革を促進し、市民教育を推進している。
開会式でトグトモル・ムンフサイハン保健大臣は、細菌耐性が人類にとって深刻な脅威であると述べ、対策を怠ると2050年までに年間1000万人の死者が出る可能性があると警告した。
モンゴルで、次のような取り組みを通じてAMR対策を強化している：
抗生物質の処方箋なしでの販売を禁止する
医療施設における感染予防および制御システムを強化する
医薬品の適切な使用について市民の知識を向上させる
医療施設内での微生物耐性監視システムを確立する
