ユネスコで登録されている「ロ・アルタン・トブチ」

社会
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2025-01-02 14:14:28

(ウランバートル市、2025年01月02日、国営モンツァメ通信社)国立図書館で「世界で知られたモンゴル文化遺産:文化遺産の現状」をテーマにした学術会議が開催された。同学術会議で、13件の発表が行われた。



同学術会議は、ユネスコの後援の下、国際的および地域的なリストに登録された文書遺産の研究の意義を広く認識させ、保存・保護を強化することを目的として、一般にその重要性を啓発し、普及させるため開催された。

「世界で知られたモンゴル文化遺産:文化遺産の現状」学術会議で政府の事務局、文化・スポーツ・観光・青少年省、モンゴル科学アカデミー、国立公文書館、文化芸術大学、遊牧文化文明を研究する国際研究所、「遊牧民のインジ・センター」非政府組織の代表者ら、そして学者や研究者らが出席した。

世界中で文書遺産が再生不可能な形で危機に瀕していたため、ユネスコは「世界の記憶」プログラムを開始した。110ヵ国以上が参加する同プログラムは、各国の文書遺産を国際的および地域的なリストに登録することを目的としている。モンゴルは2010年に同プログラムに参加して以来、国際的な文書遺産リストおよびアジア・太平洋地域の遺産リストに合計9件の文書遺産を登録した。

モンゴルの歴史と文化の貴重な遺産である「ロ・アルタン・トブチ」文書は、上記の2つのリストに重複して登録されている点で特徴的である。