フレルスフ大統領はトルコを訪問
政治(アンカラ市、2025年1月16日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領はレジェップ・タイイップ・エルドアン・トルコ共和国大統領の招請により、同国を国賓訪問中である。
今回の訪問は、両国外交関係樹立55周年の枠で開催され、訪問の際、両国大統領がモンゴル国とトルコ共和国の戦略的パートナーシップを確立する文書に署名する。
同訪問の一環として、両国大統領は1対1の対話と公式会談を行う。両国協力がハイレベルに到達したことを示し、両大統領が戦略的パートナーシップ構築に関する共同声明に署名することが同訪問の最重要な意義である。ユーラシア大陸において影響力があり、経済的にも先導的なトルコとの協力関係が戦略的パートナーシップに格上げされることは、両国間の協力を拡大させ、ビジネスや経済の好意的な条件を生み出すと研究者らがみている。
D.オラムバヤル博士兼教授は「両国は1969年6月24日に外交関係を樹立し、1996年にウランバートル市でトルコ共和国大使館を、1997年にアンカラ市でモンゴル国大使館を開設した。そして、モンゴル大統領による国賓訪問は21年ぶりである。同訪問の意義と期待される成果を専門家らは高く評価している。特に訪問の際に行われるビジネスフォーラムや会議に注目が集まっている」と述べた。
国際関係の専門家であるD.バヤルフー氏は「モンゴルとトルコ共和国は包括的パートナーシップ関係にあり、両国が協力を戦略的パートナーシップのレベルに引き上げることで、多数の分野で事業が活発化する可能性が開かれている」と強調した。
1998年と2004年にナツァグ・バガバンディ・モンゴル大統領がトルコを訪問し、1995年にスュレイマン・デミレル・トルコ大統領、2002年にアフメト・ネジデト・セゼル・トルコ大統領がモンゴルを訪問した。
同訪問の際、双方は教育分野での協力、青年・スポーツ分野での協力、医療・医学分野での協力に関する政府間協定および自然環境、鉱業、道路、輸送、インフラ、林業、法律などの各分野での協力に関する10件以上の文書に署名する予定である。