オユンエルデネ首相:次のメガプロジェクトはタワントルゴイ火力発電所とエギーンゴル水力発電所

政治
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2025-03-29 20:40:56

(ウランバートル市、2025年3月29日、国営モンツァメ通信社)3月28日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は、国会で、2021~2025年モンゴル国発展基本方針、2024~2028年政府行動計画の2024年度実施報告書、2024年度モンゴル国発展計画実施報告書を発表した。報告書の発表は以下の通りである。

 

尊敬する国会議長、国会議員の皆様!


2021~2025年モンゴル国発展計画の2021~2024年実施状況に関する監査、分析、評価の結果、実施率は67.0%である。 


「長期ビジョン2050」長期開発戦略の一環、2020年国会決議第23号によって承認された国家統一価値観、人材育成、生活の質と中間層、経済、ガバナンス、グリーン開発、平和で安全な社会、地域と地方開発、ウランバートル市と衛星都市という9つの目的の枠で47の目標が設定され、243件の措置が盛り込まれた。 


2024~2028年政府行動計画の実施状況

「2024~2028年政府行動計画」に4つの基本方針の枠で16部門の620の目標が盛り込まれ、計画の実施率は2024年後半の時点で34.0%である。連立内閣が設立され、行動計画が承認されてから半年間で以下の事業が実施された。


・ガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所の国境接続建設プロジェクトが開始された。

・1997年に探査調査が開始されたモンゴル・フランス合同ウラン・プロジェクトの投資契約が締結された。

・1964年に調査が開始されたエルデネブレン水力発電所の融資契約が締結された。

・ブールルジュート、チョイバルサン、バガノールなどのエネルギー・プロジェクトが停滞から脱出し、第3火力発電所の300MW拡張作業が開始された。


政府が実施する次のメガプロジェクトはタワントルゴイ火力発電所、エギーンゴル水力発電所、ロシアと中国と共同実施する3国間ガス・パイプライン・プロジェクト、鉄道の西部・東部回廊プロジェクトである。