Ulaanbaatar
2025～2032年にトール川複合施設を建設
社会
（ウランバートル市、2025年4月4日、国営モンツァメ通信社）2025～2032年に、ウランバートル市の開発を目的とした24件のメガプロジェクトの一環としてトール川複合施設（5569平方㍍）が建設される。
現在、首都で地下水の100％、つまり1日あたり18万5000～22万5000立方㍍の淡水が使用されている。2040年までに、ウランバートル市の水消費量は1日あたり772.450立方㍍に増加すると見込まれている。従って、トール川とテレルジ川に流量調整ダムを建設することと、トール川複合施設を建設することによって、地表水の利用が可能な環境が整備される。
トール川複合施設の水貯留能力は、5000万〜1億立方㍍である。ダムの長さは685.15㍍、高さは35.8㍍、深さは19.84㍍である。同複合施設は、首都を洪水から守り、信頼性の高い飲料水源を提供するとともに、トール川の生態系バランスを保ち、発電にも利用される。
