閣議決定 2025年7月30日

政治
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2025-08-05 12:33:43

(ウランバートル市、2025年8月5日、国営モンツァメ通信社)モンゴル国政府は2025年7月30日に定例閣議を開催し、以下の決定を行った。


首相は、2026年の国家予算は人間開発や教育を支援するものであるべきと強調し、納税者の意見を反映させるよう命じた。

8月1日より2週間にわたり公開討論会を実施し、国民および納税者の積極的な参加を確保するよう、関係する公職者に対して注意喚起がなされた。討論を通じて得られた意見を取りまとめて分類し優先順位づけを行った上で、歳入の増加や社会的意義の高い事業を国家予算案に反映させた上で、内閣会議に報告することとなっている。


・ウランバートル市の暖房供給体制が変更

2025~2026年の冬季に向けたエネルギー分野の準備状況および「第3火力発電所」公社の修繕作業に関する報告が、閣議において行われた。


2025年7月15日現在、火力発電所における主要設備である69基のボイラーのうち、24基が稼働中、20基が待機中であり、25基については修繕作業が進められている。また、49基のタービン発電機のうち、23基が稼働中、13基が待機中であり、13基において修繕作業が実施されている。システム全体の運転状況は正常であり、計画された修繕作業はスケジュールに従って進められている。

エネルギー分野全体で計45社において、2025~2026年の冬季に向けた準備として実施されている主要・補助設備の大規模修繕、技術的整備、投資事業の進捗状況は、全体の50%の完了率となっている。


その他

・「モンゴル中国博覧会」の準備作業、運営、管理、官民連携を担う作業団の構成が改編された。第5回モンゴル中国博覧会は、8月25日~30日にかけて中国内モンゴル自治区のフフホト市で、開催される。


国連食糧農業機関(FAO)との間で締結される「国際連合食糧農業機関代表事務所設立に関する協定」案を協議し、国会の関係常任委員会と協議することを決定した。


・国連砂漠化対処条約(UNCCD)第17回締約国会議(COP17)が、2026年8月17日から28日までモンゴル国で開催される。これに関連して、当該会議の円滑かつ効果的な運営を統一的な管理の下で実施し、関係各分野の活動を連携・調整する機能を担う国家委員会の活動を強化する旨の政府決定がなされた。