Ulaanbaatar
今年もトップ1位企業にエルデネット工場
経済
6月28日、政府とモンゴル商工会議所が共催する「2020年度トップ100企業ランク付け」がコロナ禍の影響で今年もオンラインで発表された。
今年20年目となる同ランク付けは当年の収益、納税金額、社会保険料の支払、利益及び資産、従業員数の基本条件で、財務省、国税庁、関税庁、社会保険管理庁、国家登録庁、国家統計委員会、モンゴル商工会議所の代表による作業部会によって評価づけられる。モンゴルの2020年度トップ10位企業に
1.エルデネット工場
2.エルデネスタワントルゴイ社
3.オユトルゴイ社
4.ハーン銀行
5.エナジーリソース社
6.ウランバートル鉄道公社
7.貿易開発銀行（TDB）
8.TTGVCO社
9.ゴロムト銀行
10.APU社
トップ100企業の1位になったエルデネット工場はここ20年の19年に同ランキング入りしており、昨年に7439億トゥグルグを納税し、1170万トンの銅精鉱を採掘した。
今回のトップ100位の会社形式で取り分けると、87社が有限責任会社、9社が株式会社、2社が国有株式会社、1社が国有企業になる。分野別では、28社が商業・サービス業、24社が鉱業、採掘業、10社が石油輸入、9社が土木、7社が食料生産、6社が金融銀行、6社が通信社、5社が重工業である。地域別では、72社が首都ウランバートル、11社がウムヌゴビ県、4社がセレンゲ県、2社がオルホン県、2社がドルノド県、その他の9県からそれぞれ1社である。
昨年、モンゴルの国内総生産（GDP）が5.3％に減少した。鉱業・採掘業、サービス業、情報通信、卸売・小売業の売上も減少している。これはGDP減少に影響している。国税庁の報告書によると、2万7000社が運営中止となり、13万2000社が決算報告を提出しているが、その9万8000社（74.2％）がX財務計画を提出している。
ビジネス経営者にとっては2020年はコロナ禍のため、不確実性の状況が多く、困難な年だった。
100位企業の収益は前年同期比5％減り、32兆6000億トゥグルグになり、これは国内総生産の88％を占める。納税額は全同期比1兆2000億トゥグルグ減り、8兆5000億トゥグルグに達し、全納税額の49％を占めている。また、100位企業の従業員数が3000人増え、9万1000人になった。これは全雇用数の8.1％に見合う。
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