「ビーアルビー」とウラン―トル・グループ、コンテンツ産業で業務提携
経済
モンゴル芸能プロダクション、ビー・アル・ビー(BRB)社はモンゴルの芸能コンテンツを世界へ輸出するためのサークル・パーク(Circle Park)プロジェクト実施に向けた資金調達を目的にBRBコインの取引を閉鎖的市場で始めており、その取引高は3億5000万トゥグルグで、実質的な時価総額は200万米㌦相当に増加したと12月10日、情報サイトのニュース・エム・エヌが報じた。
国内の仮想通貨は、8月25日アイ・エッチ・シーコーンICOをきっかけで一気に過熱。国内規制が追い付いていないにもかかわらず、各企業は相次いでICOを実施している。
ニュース・エム・エヌが報じたところによると、取引はBRBのJ.エンフジャルガル社長とウランバートル・グループ社のTs.バトバータル社長が業務連携を結び、Circle Parkプロジェクト共同創業者を発表してから活発になったという。ウランバートル・グループもこのプロジェクトに約200万米㌦を出資する。また、ウランバートル・グループはハンオール区ヤルマグ地区の5㌶の土地で、映画やアニメ制作スタジオなどを開発する。
BRB社は、「モンゴリア・ゴット・タレント」、「ボイス・オブ・モンゴリア」など、フランチャイズ番組を展開したほか、国内音楽フェスティバル「XMF」などを企画した芸能プロダクション。一方のウランバートル・グループは流通や建設を主な事業で、製造、サービスなどの20の子会社を展開する。