国防分野の部隊・組織に追加収入源の確保を検討へ
社会
(ウランバートル市、2025年10月28日、国営モンツァメ通信社)27日、モンゴル国防大臣評議会は定例会合を開催した。
会合で、モンゴル国軍の各部隊・組織が法律の枠内で追加収入を得る可能性について議論された。モンゴルの現行法に基づき、部隊は通常の任務を遂行しながら、畜産や農業などの副業で追加収入を得ることができるとの方針が示され、閣僚会議の全メンバーの賛成で承認された。
これにより、モンゴル国軍の一部部隊は収入を得て、部隊内の合意に基づき、必要な設備投資や運営費に充てることができる権限を持つことになる。たとえば、モンゴル国軍第232部隊では、乳製品の製造、皮革製品の製造、乳牛農場の設置などを通じて追加収入を得ることが可能であり、試算では総額で約5億トゥグゥルの収入が見込まれるとしている。
Ulaanbaatar