Ulaanbaatar
気候危機の克服に向けた資金が増額
経済
（ウランバートル市、2023年10月9日、モンツァメ）10月5日、アジア開発銀行（ADB）が地域が直面する多くの危機解決のために今後10年間に1000億米㌦の資金を調達する資産管理改革を承認したと駐モンゴル代表事務所が報じた。
資源は民間部門の融資と国内資源により増加される。 このように、気候危機を克服するために数十億ではなく数兆単位で必要とされる資金需要を満たすことが可能となる。 同銀行が承認する年間新規融資額は少なくとも360億米㌦、つまり、前回より40%の約100億米㌦増加した。 同資産管理改革の一環で、予期せぬ予測不可能な危機に直面しているアジア開発銀行途上加盟国を支援するための信用準備金が創出つつある。
アジア開発銀行は、今後10年間で途上加盟国と民間部門の顧客に3600億米㌦の融資を提供するように取り組んでいる。これらの取り組みは、AAA信用格付けを活用し加盟国を長期かつ低コストの資金調達で支援する同行の能力を維持することを目的としている。また、このような重要な改革により、アジア開発銀行はアジア太平洋地域全体の広範な開発努力を支援する能力向上と同時に、脆弱な国々に対する譲許的融資を大幅に増加させると報じた。
