副首相が第3回「環ヒマラヤ」国際フォーラムに参加

政治
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2023-10-09 11:24:47

(ウランバートル市、2023年10月9日、モンツァメ)10月4~5日、サインボヤン・アマルサイハン副首相が中国チベット自治区で開催された「環ヒマラヤ」国際フォーラムに参加した。


同フォーラムには、モンゴル、パキスタン、ネパール、チリ、アフガニスタン、ミャンマー、イタリア、スリランカ、ブータン、ケニア等ヒマラヤ山脈周辺の10ヶ国以上の代表が出席し、鉱業、製造業、農業、観光業、文化分野における協力関係について意見交換した。


アマルサイハン副首相が演説の中で「今後10年間で経済の多角化、競争力の向上に向け、モンゴル政府は観光、農業、再生可能エネルギー分野に焦点を当て、投資を誘致し、人材育成を留意している。また、起業家や投資家の誘致、その法的利益の保護、総合的なサービスや必要な情報の提供、法的環境の改善を主な機能とする投資貿易庁を設立した。長年の伝統的な関係を有するモンゴルと中国間の経済協力の拡大は、両国だけでなく、地域協力にとっても重要である。今後も永遠の隣国である中国と、両国の長点や資源に基づき平等且つ互恵的に協力していく。さらに、両国首脳間に合意された内容の履行に向け、モンゴルの長期的な開発政策「長期ビジョン2050」と中国の「一帯一路」及び「グローバル開発構想(GDI)」を調和させ、両国間の開発協力を前進させ、貿易、経済分野における協力関係の拡大を目指している」と述べ、乾燥気候と高山の脆弱な生態系の保護、気候変動の緩和、グリーン開発の投資に協力するよう呼びかけた。