Ulaanbaatar
モンゴル、アドベンチャー・ツーリズム振興を目指す
社会
（ウランバートル市、2023年11月8日、モンツァメ通信社）モンゴル自然環境・観光省、ザ・ネイチャー・コンサーバンシー（TNC）、JICAモンゴル事務所、モンゴル観光協会代表らとアドベンチャー・トラベル・トレード・アソシエーション（ATTA）のシャノン・ストウェル最高経営責任者（CEO）の会談が今月6日に開催された。
会談の冒頭、バットエルデネ・バットウルジー自然環境・観光大臣は「パンデミック以前、モンゴルは57万7000人以上の観光客を受け入れ、国内総生産（GDP）に6億700万米㌦の経済効果を生み出した。政府は2023～2025年を『モンゴル訪問年』と宣言し、100万人の観光客の受け入れに力を入れている。現時点では、約60万人の観光客が訪れ、国内経済に10億米㌦の収入をもたらした。これからは、観光業のアウトドア・アドベンチャー・ツーリズム分野の発展に向け、国際的なアドベンチャー・トラベル業界団体のアドベンチャー・トラベル・トレード・アソシエーションとの協力する用意がでいている」と語った。
参加者は、モンゴルにおける環境に優しく持続可能な観光であるアドベンチャー・ツーリズムの発展、アドベンチャー・ツーリズム世界会議の開催や同分野の専門家育成などについて意見交換した。
