モンゴル研究国際小会議が米国で開催

社会
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2024-02-13 23:25:25

(ウランバートル市、2024年2月13日、国営モンツァメ通信社)2月2~3日に、「第16回モンゴル研究国際学術小会議」が米国のスミソニアン研究所で成功裏に開催されたと外務省が報じた。


在米国モンゴル大使館とモンゴル文化センターとの共催により毎年開催される同会議にジョージ・ワシントン大学、ペンシルベニア州立大学、カンザス州立大学、ロジャーズ大学、デラウェア州立大学、ジョンズ・ホプキンズ大学、ミシガン大学、西ワシントン大学、東テネシー州立大学、米国国務省所属外交研究所、ロンドン市コートールド美術研究所の研究者らが出席した。


モンゴルからは、文化芸術大学、「シティー」大学、モンゴル国立音楽学院、オーウェン・ラティモア研究センターの合計33人の学者・研究者が出席し、発表を行い、議論を展開した。 


ウルジーデルゲル・バトバヤル在米国モンゴル特命全権大使が開会式を行った。アメリカにはモンゴル研究の豊かな歴史と遺産があり、今後、世界のモンゴル研究発展に米国のモンゴル研究者の役割が極めて重要であると強調した。また、北米モンゴル研究の地域会議を定期的に開催し、拡大する必要があると述べた。オフナー・フレルスフ大統領は、モンゴル研究の活性化と国際的な普及を目的に5年毎に開催されていたモンゴル研究者国際大会議を3年毎に開催するよう決定したという。


小会議の際、「モンゴル史」、「文学」、「文化・芸術」、「言語学」、「オーウェン・ラティモア研究」、「図書館と情報技術」、「ジェンダー」、「教育」などをテーマにした研究会議が行われた。また、モンゴル自然写真家協会の「Mongolia Captured」写真展が開かれた。