モンゴル・ベトナム間の貿易額は1億3000万米㌦に到達

経済
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2024-04-30 22:39:25

(ウランバートル市、2024年4月30日、国営モンツァメ通信社)4月24日、モンゴル・ベトナムのビジネス会合がモンゴル商工会議所(MNCCI)で開催された。在モンゴル・ベトナム国大使館とモンゴル商工会議所が共催した同会合にベトナムの銀行・金融、建築、農業、エコロジー、観光各分野の15社の代表らが出席した。


モンゴル側から「エズニス航空」社、「ボルガン食肉マーケット」社、他の22社の30人以上の代表らが参加し、ベトナムの起業家との協力について話し合った。


今年のビジネス会合の特徴は、両国間の外交関係樹立70周年記念の枠内で開催されたことであり、両国間起業家会合の回数が増加しているとTs.マグナイバータル・モンゴル商工会議所副会長が語った。


ゾアン・ハン・ダム在モンゴル・ベトナム特命全権大使は、両国の貿易額が1億3000万㌦に達したと発表した。また、「ビジネス会議は、両国間の協力と貿易額の増加に重要な貢献となる。2022年にモンゴルで開催されたビジネス・フォーラムとモンゴル大統領のベトナム訪問中に開催されたビジネス・フォーラムの結果に満足している。会合では、両国の起業家が情報を交換し、双方のニーズを話し合い、これに基づき更なる協力を拡大していく。ベトナムは、モンゴル産の食肉および食肉製品に対し大きな関心と需要がある。また、家畜の骨を粉砕し、飼料や農業用肥料を作ることが可能である。また、モンゴルからの石炭や皮革の輸入の他、電気自動車の生産に不可欠な銅、亜鉛、アルミニウムなどのレアアースの輸入にも大きな関心がある。運輸部門の発展と直行便もモンゴルとベトナムの協力拡大に重要な役割を果たしている」と述べた。更に、ベトナム科学アカデミーの研究者らがモンゴルで薬草を研究したことに言及し、約3000種類の薬草製品を製造することが可能であると付け加えた。


モンゴルは、ベトナムに500万米㌦相当の商品を輸出しており、主に羊毛、カシミア、農業原料、蛍石を輸出する。ベトナムはモンゴルに石油、米、ナッツ、食料品など約1億1500万米㌦相当の商品を輸出する。