フブスグル県:  ニャムバヤル氏は息子と80枚以上の力士ユニフォームを縫製

社会
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2024-07-04 15:37:11

(ムルン市、2024年7月4日、国営モンツァメ通信社)フブスグル県アルボラグ郡の住民B.ニャムバヤル氏は、2015年からゾドグ・シューダグ(力士ユニフォーム)を縫い始めた。



B.ニャムバヤル氏は、「モンゴル人は昔からモンゴル力士を尊敬しており、服装や道具を家の奥方に取り扱い、尊重してきた。従い、ゾドグ・シューダグは我々の大切な文化遺産である。同文化遺産を縫製できることは誇りに思う。俺には息子が3人いる。今、長男は裁縫を覚えて、みんなに教えるつもりでいる。今日の時点で、息子と一緒に80枚以上のゾドグ・シューダグを縫製した」と語った。



同氏は自分で縫製すると同時に、息子にも縫い方を教えた。

今年、N.ムンフトルガ長男は9年生(日本の中学3年生)を無事に終了した。長男は14歳からゾドグ・シューダグの縫製を習った。最初は父を手伝うために裁縫をしていた。しかし今はもっと興味を持ち、ホビーとした。放課後、裁縫をする。注文が多い場合、朝早く起きて学校に行く時間まで縫うこともあるという。



B.ニャムバヤル氏は、裁縫師の家筋だと言う。P.ツェベルマー母親はデール(民族衣装)、民族靴を作っていた。

母の父であるプンツァグ祖父は、郷土内では有名で、王や貴族の靴や鞍褥などの模様を縫う裁縫師であったという。