交通運輸での協力に関し意見交換
社会(ウランバートル市、2025年01月02日、国営モンツァメ通信社)ボルフー・デルゲルサイハン道路運輸大臣は、ロシアのアレクセイ・アンドレイエヴィチ・クラピビン「ナツプロジェクトストロイ」グループ社長が率いる代表団と会談し、両国の運輸分野での協力について意見を交換した。
具体的に「長期ビジョン2050」や「モンゴル国持続可能な開発理念2030」などモンゴル国の長中短期の開発方針に基づき、交通運輸分野で実施が予定されているプロジェクトやプログラムにおいて、共同で実施可能な事業について話し合った。
デルゲルサイハン大臣は、両国の長年の歴史的な友好関係が交通運輸分野でも重要な位置を占めていると述べ、協力が現在も活発に行われていることに感謝の意を表した。
ロシアの「ナツプロジェクトストロイ」グループは同国の産業分野で経験を積んだ企業の連合体であり、道路、鉄道、港湾、エネルギー、インフラ各分野の発展に特化した企業や団体を統合している。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2024年にモンゴルを訪問した際、モンゴル、ロシア、中国の3ヵ国で「経済回廊」を構築するため、モンゴルの交通・運輸省とインフラ開発分野での協力に関する覚書を締結した。デルゲルサイハン道路運輸大臣は同覚書に基づく事業実施のため、公式招待状を送付した。その結果、ロシアのアレクセイ・アンドレイエヴィチ・クラピビン「ナツプロジェクトストロイ」グループ社長が率いる代表団がモンゴルを訪問した。