第17回モンゴル研究国際会議がワシントンで開催

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-02-24 15:09:13

ウランバートル市、2025年2月24日、国営モンツァメ通信社)2月14~15日に、ワシントン市で在米国モンゴル大使館と米国モンゴル文化センターは、第17回モンゴル研究国際会議を共催した。


ウルジデルゲル・バトバヤル大使は開会式で「米国モンゴル研究は、世界上位にある。今後のモンゴル研究発展には、米国モンゴル研究者の役割が重要である。モンゴルの豊かな歴史、遺産、文化、習慣を米国で宣伝することにモンゴル文化センターをはじめとする各機関、大学に勤務するモンゴル研究者、独立研究者も貴重な貢献をしてきた。」と述べた。


毎年開催される同会議にジョージ・ワシントン大学、ペンシルベニア大学、サウスカロライナ大学、サウスダコタ大学、ロジャーズ大学、イースタン・テネシー州立大学、西ワシントン大学、ニューヨーク大学、イェール大学、トロント大学、カナダのラヴァル大学、イスタンブール大学、米国におけるモンゴル学センター、そしてモンゴル国立科学技術大学、モンゴル国立教育大学、モンゴル国立文化芸術大学、モンゴル・オトチ・マンランバ医科大学の代表を含む30人以上の研究者が出席し、発表と討論が行われた。討論はモンゴルの歴史、言語学、文化芸術、考古学、伝統医学、人類学、環境、社会などをテーマに展開された。


会議では、研究者のWilliam W. FitzhughとRichard D. Kortumによる『Ritual Landscape Rock Art and Archaeology in Mongolian Altai』書籍の出版記念イベントが行われ、出席者らは議会図書館アジア部門にあるモンゴル関係の珍しい書籍や作品を観賞した。同会議に、米国だけでなくカナダの研究者も出席し、北米地域における重要な会議となった。