タイ民間航空訓練センターと協力開始

経済
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-05-01 16:59:23

(ウランバートル市、2025年5月1日、国営モンツァメ通信社)バンコクにて、モンゴル国民間航空庁(CAAM)のE.トルバヤル庁館は、タイ王国の民間航空訓練センター(CATC)の所長兼理事会書記であるプッカナット・マックチョーユー(Pukkanut Makchoyu)女史と、相互理解に関する覚書を締結した。


これにより、モンゴル国内で今後実施が予定している「ウランバートル地域航空交通管制新センター」、「サインシャンド地域第二航空交通管制センター」、「リモート航空交通管理センター」、「自由空域(FRA)」などのプロジェクトにおいて必要となる人材、すなわちパイロット、航空交通管制官、エアロドロームおよび航空航法、航空保安サービスの各分野の専門家の育成、ならびに現在勤務している職員の能力向上を目的とした短期・中期・長期の研修が、CATCおよびモンゴル国内で実施できる体制が整うことになる。これにより、民間航空分野における人材育成および能力強化のための基盤が確立されることになる。



具体的には、2025~2026年度に、民間航空分野の学士課程に15名の学生を受け入れること、航空交通管制官の初任者および継続教育研修を共同で実施すること、さらにモンゴル人学生に対しては航空英語の研修を優遇条件で提供することについて合意された。 


また、CATCは、国際民間航空機関(ICAO)の「TrainAir Plus」カリキュラムを導入しており、アジア太平洋地域におけるトップクラスの航空訓練機関として認知されている。