ITSの地域への導入を提唱
社会
(ウランバートル市、2025年5月29日、国営モンツァメ通信社)5月28日~30日にかけて、韓国水原市で「第20回アジア太平洋地域ITSフォーラム」が開催中である。
「スマート交通システム(ITS)による超連結都市」をテーマに開催されている同会議に、アジア太平洋地域の30ヵ国以上が参加している。同会議で、マレーシア、ネパール、ベトナムなど12ヵ国の副大臣らが、スマート交通システム(ITS)に基づくデジタル変革や都市間接続のビジョンに関し発表を行っている。
会議の主な目的は、他国の専門家と経験や知識を共有し、協力の新たな可能性を開き、ITSに関する最新の研究・開発情報を得ることである。
モンゴルから道路交通省のS.バトボルド国務長官が出席している。同氏は、モンゴルがアジアおよび世界におけるITSの発展動向、政策、戦略に関し、地域レベルでの実施を提唱する2件の新構想を紹介した。その中で、ITSに基づくアジア太平洋地域諸国の統一保険システムの構築、同地域における国際輸送・物流の統合プラットフォームの創設について発表した。
会議の出席者らは、モンゴルが地域レベルで提唱した上記2件の新構想に協力する意向を示した。