MONGOLIAN NATIONAL
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ロープウェイ輸送プロジェクト、建設進捗38%

社会
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-10-14 16:23:26

(ウランバートル市、2025年10月14日、国営モンツァメ通信社)ウランバートル市で、ロープウェイ輸送プロジェクトの建設が進められている。完成すれば、98台のゴンドラでピーク時に2320人の乗客を輸送できる見込みで、市民の公共交通利用環境の改善が期待される。現時点でプロジェクトの進捗率は38%に達している。

市都知事室によると、プロジェクトで19本の支柱と2つの駅舎を建設する予定で、駅舎の建設工事は現在も進行中である。支柱の基礎工事はすべて完了し、全体の進捗は75%に達している。19本の支柱のうち、6本はすでに組み立てが完了しており、建設作業には88人の作業員と15台の重機が従事している。建設工事全体の進捗率は18%となっている。

施工は、世界的に実績のあるフランスの「ポマ(Poma)グループ」が総合監督・技術指導を担当し、建設工事自体は「モンニス・エンジニアリング」が実施している。資材や設備はフランスから段階的に輸送されており、現時点で103個のコンテナが到着、全体の約69%が搬入済みだという。

このロープウェイプロジェクトは、ウランバートル市が進める24件のメガプロジェクトの一環で、市内公共交通の種類やアクセスの向上、道路渋滞や大気汚染の軽減を目的としている。