モンゴル柔道ジュニア育成、日協力で再開
スポーツ
(ウランバートル市、2025年12月18日、国営モンツァメ通信社)東京で開催された柔道の国際大会「グランドスラム」の期間中、日本柔道連盟の幹部とモンゴル柔道連盟の関係者が公式会談を行い、両国の柔道振興に向けた協力をさらに強化することで合意した。
この合意に基づき、「Judo for Tomorrow」柔道を通した国際貢献活動をモンゴルで再び実施することが決まった。プロジェクトは、モンゴルの柔道発展を支援することを目的とし、特に子どもやジュニア世代の指導者育成に重点を置く。
プロジェクトの一環として、2026年2月1日~10日まで、日本の専門コーチ4人がウランバートルに滞在し、現地の柔道コーチや指導者を対象に10日間の研修を行う予定である。更に、講道館国際柔道センターとも連携し、ジュニア指導者10~15人を対象とした無償の専門研修も実施される。
関係者は、この取り組みにより、モンゴルにおける子ども・ジュニア柔道の指導水準が向上し、指導者の専門性が国際レベルに近づく重要な一歩になると強調した。
Ulaanbaatar