ウブルハンガイ県:「ラクダ祭り2025」が開催
地方ニュース
(ウブルハンガイ県、2025年12月15日、国営モンツァメ通信社)モンゴル共和国初の最優秀ラクダ放牧者であるD.ゲンデン氏の名を冠した「ラクダ祭り2025」が、12月20日と21日の両日、ウブルハンガイ県のゴチン・オス郡で開催される。
祭りで、雄ラクダ、3歳・2歳ラクダの競走や短距離競走、ラクダの上でのシャガイ拾い、団体対抗競技のほか、優秀な雄ラクダ・雌ラクダ、成獣ラクダ、さらに素敵なカップルコンテストなどが行われる予定である。
現在、ゴビ地域の5県のラクダ放牧者が参加登録しており、国の名高い名手も出場予定である。なお、2024年以降、ラクダ放牧者に「国家認定名手」の称号が授与され始め、過去7名が受賞した。
D.ゲンデン氏はゴチン・オス郡出身で、幼少期から家畜を飼育し、協同組合の初期メンバーとして長年にわたりラクダの育成・繁殖に携わった人物である。1963年に、50頭のメスラクダから50頭の子ラクダを育て、4200㍑の乳と653㌕のラクダウールを生産する成果をあげ、国の最優秀ラクダ放牧者の称号を獲得していた。
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