ワルシャワでモンゴル研究国際会議が開催
社会
(ウランバートル市、2025年12月11日、国営モンツァメ通信社)ポーランド共和国ワルシャワ大学アジア・アフリカ学部が隔年で主催する「モンゴル国とモンゴル人・過去と現在」をテーマにした第5回モンゴル研究国際会議が、12月8~9日に開かれた。
開会式で、N.オユンダリ在ポーランド・モンゴル特命全権大使が、モンゴル研究の発展に寄与してきた国内外の研究者へ敬意を示した。また、大使はモンゴルとポーランドの協力関係が着実に深まっていることに触れ、今後、経済、ビジネス、教育、文化、科学など幅広い分野で連携が拡大する可能性を指摘した。
会議に、ポーランド、フランス、オーストリア、ハンガリー、ドイツ、英国、中国、チェコ、ベルギー、エストニアなど、10ヵ国以上から約70人の研究者が参加した。言語学、宗教学、考古学、地質学、医学、文化研究、社会人類学、経済学、芸術学など多岐にわたる分野で、計59本の研究発表が行われた。
レセプションで、「モンゴル・アヤラグー」楽団の演奏をはじめ、ホーミーとモリンホール奏者であるB.イスンエルデネ氏、ヤトガとモリンホール奏者であるN.ホラン氏らが演奏を披露し、来場者を楽しませた。
この国際会議は、在ポーランド・モンゴル国大使館、ワルシャワ大学アジア・アフリカ文化学科、モンゴル国立大学の共催で開催された。

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