フレルスフ大統領は「ガザル・シム」社を視察
政治
(ウランバートル市、2025年11月20日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は「食糧供給と安全保障」全国運動の一環として「ガザル・シム(土地・恵)」社を視察した。

「ガザル・シム」社は、1999年からサラダやピクルスなどの瓶詰を製造している。現在は、ピクルス、サラダ、野菜ペースト、フルーツコンポート、健康飲料「アーティチョーク」など、60種類以上の商品を生産している。「食糧供給と安全保障」全国運動および「アタル4」キャンペーンの枠組みで2023年から2025年にかけて持続可能な農業開発を支援する低利融資を受け、生産能力を拡大した。その結果、2024年に829万個の商品を生産し、2025年に1080万個を生産している。

新工場は1時間に3000〜6000個の商品を生産しており、新たに5品目・22種類の商品を市場に投入した結果、総売上高は35.6%増加した。また同工場では、物理・化学・生物学的処理を用いて、1時間あたり6㌧の廃水を予備処理し、汚泥の分離・処理まで行う一体型施設を稼働させた。これにより、工場排水中の汚染物質の許容基準を遵守し、要求基準を満たす排水処理施設を整備したとしている。

過去1年半の間に、工場従業員の給与・待遇は48%増加し、生産性も30%向上した。この結果、2023年以降、同社は製品1単位当たりの生産コストを安定的に維持し、成功裏に業務を進めている。

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