イタリア上院議長、モンゴルを公式訪問

政治
arvis@montsame.mn
2016-04-22 13:01:14

 21日、モンゴルのZ.エンフボルド議長の招請により、イタリア共和国のピエトロ・グラッソ上院議長がモンゴルを公式訪問し、両議長が会談した。会談冒頭、エンフボルド議長は招請を受け入れ、モンゴルを訪問したことに感謝し、モンゴルで開催されている第9回アジア欧州議員会議にイタリアが重要な意義を与え、出席していることに謝意を表明した。さらに、議長は「800年前、モンゴルとイタリアは現在のASEMと同様にアジアと欧州を結んだ活動を実施していました。イタリアの旅人マルコ・ポーロがモンゴル帝国に20年間暮らし、シルクロードで商業を行っていたことが歴史文献に記されています。我が両国は800年前の関係と協力を続け、より促進させる環境は整っています。例えば、両国はアジアインフラ投資銀行の加盟国であり、カシミヤ部門で協力し、イタリアの加工技術を導入し、モンゴルから原料品を輸出することが可能です」と述べた。これに対し、ピエトロ・グラッソ上院議長は友好的に歓迎してくれたことに感謝し、両国の協力促進やイタリア大使館をモンゴルに開設する準備の視察に訪れたと述べた。

 会談の後、ピエトロ・グラッソ上院議長はモンゴルのTs.エルベグドルジ大統領と会談した。上院議長は「エルベグドルジ大統領の反汚職における政策を高く評しています。私は43年間裁判官として務めて来ましたが、その際、反汚職に力を入れて、現在もその活動を続けています。

 今年、ASEM会合やASEP会議がモンゴルで開かれていることはアジアと欧州を結び、特にモンゴルとイタリア関係を深化するに重要な意義があります」と語り、モンゴルと皮革製品の加工、食糧安全保障や保管、鉱業、IT、インフラ整備で協力が可能と述べた。

コメント