アジア開発銀行の融資により、下水処理場を建設

経済
khosoo@montsame.mn
2016-05-30 11:46:03

 23 日、アジア開発銀行(ADB)の融資による「東南ゴビの町づくり、国境周辺の都市開発プロジェクト」に関
する1940万米㌦の追加融資契約の署名式が行われた。プロジェクトでは、東南ゴビにおける県所在地および国境周辺の都市のインフラ、マネジメント・サービスなどを改善することを目指している。契約には小西歩アジア開発銀行東アジア局長およびウブルハンガイ、アルハンガイ、ドルノゴビ県の県長らが署名した。
 同融資では新下水処理場を建設する。また、モンゴル政府に対し、ビル&メリンダ・ゲイツ財団サポートの衛生融資パートナーシップ信託基金(Sanitation Financing PartnershipTrust Fund)から100万米㌦の技術協力も提供することになった。この金額で処理場による汚泥の再加工とリフォーム事業を融資する。ADBは、2010年に同プロジェクトに関する1500万米㌦の無償援助を可決した。今回の融資では、4つの県の県所在地であるダランザダガド、サインシャンド、アルバイヘール、ツェツェルレグなどの県所在地に新下水処理場を建設する。新処理場は、下水処理基準に合致する上、下水を再使用することが可能である。
 ADBの今までのプロジェクトが効果を及ぼしており、これらの郡における水供給、加熱ネットワーク、ごみ処理事業などが改善できた。これらを目標とする郡にとっては、郡民の95%が、家から300mに水財源ができ、水を運ぶ時間も節約できている。また、プロジェクトでは、地方自治体および公共サービス機関間に締結する利用契約のモデル契約も作成した。

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