SNSでの犯罪、詐欺事件、増加
社会
2015年度には93人が28万4912 米㌦、2016年には5万4956米㌦ 、2017年6月現在時点では5万9629 米㌦がSNSアカウントにより外国 人に騙された。最近の例では、FB アカウントで自分を米国国籍のロ ベルトと述べ、イラクで平和維持 活動に参加している米軍将官で、 一人の子持ちで妻を亡くしている と紹介し、インドネシアのジャカ ルタにある経済保護会社で扱っ ている自分名義の550万米㌦のセ ーフティ・ボックスをモンゴル へ移し保管したいと申しでし、 その資金のモンゴルへの振込費 用として2万750ユーロが必要だ と騙し、インドネシアの銀行に 振り込みさせた。 このような事件は国際的には 「419詐欺」あるいは「ナイジ ェリア手紙」と名付けられてい る。これらの事件の被害者の苦 情を受けて捜査しても国籍が不 明で、国際刑事警察機構Interpolを通しても複雑であり、容疑 者を確定できない状況になって いる。そのうえ、モンゴルでは このような事件の容疑者を逮捕 し調査する法律上の規定も整っ ていないのが事実である。