モンゴル三高専の合同卒業式、盛大に開かれる
教育
6月17日、日本国外で初となる日本式高専の合同卒業式がモンゴル中央文化会館で開かれた。前日の悪天候のため、開会時間が遅れたが、大勢の日本からの来賓、また教師、後輩、家族と会場は祝賀ムードに溢れた。
今回は、2014年9月に入学した国立科学技術大学付属高専技術カレッジ、工業技術大学付属モンゴルコーセン技術カレッジ、新モンゴル高専技術カレッジの5年生を合わせて141名が卒業を迎えた。高岡正人日本特命全権大使、谷口国立高専機構理事長、モンゴル教育文化科学スポーツ省アマルジャルジャルガラン高等教育局長を迎え、3校合同の卒業式を関係者、保護者が見守る
中、厳粛ななか、心温まる式典となった。高岡日本大使からは、「国のため、世のためこれから頑張ってください」、谷口理事長からは、「世の中をよくしていくドクターとなるよう頑張ってください」と、励ましの言葉が送られた。
卒業生たち既に、モンゴル国内の大学・企業、または日本の高専・大学への進学、日本の企業への就職が決まっている者もいる。