グリーンビルディング認証制度セミナー、バヤンズルフ区で開催
経済12月2日、「グリーンビルディング認証制度」セミナーが、国際金融公社(IFC)と首都知事事務局、全モンゴル住宅建設業者協会(MNCA)の共催で、バヤンズルフ区のシャルハダ・センターにて開かれた。本セミナーは、建設関係者の知識とスキルを高め、建設の効率を向上させるとともに、「EDGE(効率改善のための優れた設計)」を含むグリーンビルディング認証制度の普及を図ることを目的としている。
首都都市開発担当マネージャー、B.スフバートル氏はわが国には、グリーンビルディング認証制度と住宅基準がまだ導入されていない。都庁がリーダーシップを発揮してこの案件を全国に普及させていきたいと強調した。
EDGE(効率改善のための優れた設計)とは、建築物の資源の効率性に関する認証プログラムのことで、エネルギーと水の消費量の抑制、建設材料に係るエネルギーの節約などで、温室効果ガス排出量の削減に寄与する取り組みである。同プログラムは世界150ヵ国で導入されている。
ちなみに、サクラ・プロパティ社が、バヤンゴル区で建設されたマンションは、モンゴル初のグリーンビルディング認証を受けた。