50万匹のレノックとグレイリングの稚魚をチョロート川に放流
社会
2022年7月に、「チョロート川」NGOは50万匹のレノック(lenok)とグレイリング(Grayling)の稚魚をチョロート川に放流した。淡水魚であるレノックとテュマルスはチョロート川に減少していたが、2019年より同NGOは毎年稚魚を放流し、その数はこれまで約173万匹に昇る。
レノックはサケ科の魚で、淡水に生息し、セレンゲ川、オルホン川、エグ川、ウーリ川などのモンゴルの多く川にいる。レノックは地域によって暗いと明るい色の2種類があり、体長は主に70㌢までで、体重は8㌔に達する。フブスグル県のレノックは73㌢までで、体重は8.4㌔までにもなる。
グレイリングはサケ類カワヒメマス亜科の魚で、冷水性の魚として有名。モンゴル・グレイリング(Mongolian grayling)とフブスグル・グレイリング(Hovsgol grayling)に分かれる。フブスグル・グレイリングは、長さは310-350㍉で、最も重いものは330㌘だ。