「トゥメン・ショヴォート-2」プロジェクトの実施により鶏卵生産力は8000万個増加

経済
tserenlkham@montsame.gov.mn
2023-02-10 16:29:45

 養鶏所「トゥメン・ショヴォート2」新設プロジェクトが実施された結果、トゥメン・ショヴォート社の鶏卵生産力は8000万個増加したと、1月31日、ブルームバーグ・モンゴリアが報じた。

 同プロジェクトにより80人の雇用を生み出し、320億トゥグルグを収益が見込み。同社の2022年の鶏卵生産量は9770万個で今年は1億1700万個に増大する計画。同社は国内鶏卵市場の3割シェアを保有している。

 同社は合計35万羽のレイヤー(卵用鶏)を所有、一度に8万羽のヒナを飼育し、15万3600個を孵卵する工場を持ち、1日当たり20万個の鶏卵を生産・販売している。モンゴルの鶏卵の年間消費量は二年間で1億個増え、今年は4億3000万に増加する見通し。 全消費量の半分を国内の10の生産者が担い、残り半分は輸入業者に頼っている。「モンゴルは国内鶏卵ニーズを100%満たす必要がある」とムンフツォグ・ガンフレグ食糧・農業・ 軽工業省副大臣は述べた。ジグジド・ボルド社長は「モンゴルは鶏肉のほぼ9割、鶏卵の半分を輸入している。農牧地の豊かな国のモンゴル国民にその ニーズを満たせる可能性は十分ある」と強調した。同社の決算書によると、昨年の営業総売上額は359億トゥグルグ。