Ulaanbaatar
イタリア企業がモンゴルからデヘアリング・カシミヤを購入
社会
昨年１０月にデヘアリング・カシミヤのみを輸出すると閣議決定した。同決定に関して食糧・農牧・軽工業省は国内のカシミヤ整毛工場の生産能力および原毛収集について2月7日に会見を行った。 モンゴルウール・カシミヤ協会の発表によると、国内では年間1万㌧以上のカシミヤ原毛を収集している。カシミヤの歩留まりは50％であり、１万㌧の原毛を整毛することで5000㌧が生産されるためカシミヤ生産業者に十分な設備キャパシティーがある。ハヤンガー・ボロルチョローン食糧・農業・軽工業省大臣は「国内における全カシミヤ原毛を整毛して輸出することで2200の雇用を維持するとともに4000強の新雇用を生み出すことが可能。
昨年はカシミヤ洗毛の輸出により3億1000万米㌦の収益があった。今後、整毛しデヘアリング・カシミヤとして輸出することで5億米㌦の収益を見込んでいる」と述べた。
