オユンエルデネ首相は韓東勲法務大臣と懇談
政治
2月14日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は韓国の韓東勲法務大臣と懇談を行った。オユンエルデネ首相は「今回の訪問を通して二国間協力に関する具体的な課題を解決し、講じる措置や対策について合意を得ることである。それらの一つは両国旅行業界が相互観光交流・協力を深め、発展させるための措置の充実化である。
政府は2023年を『腐敗・汚職対策の年』と発表し、5つ実施対策に取り組んでいる」と述べた。両国間の関係は様々な分野で拡大しており、韓国とビジネスを展開する企業の数だけでなく、医療、観光、留学目的で韓国を訪れる人々が増えている。両国間の人の往来は1999年に5000人足らずだったが、近年は20万人以上に達し、5万人を超えるモンゴル人が韓国に居住している。
首相はモンゴル政府が観光業に重点を置き2023~2025年を「モンゴルを訪問する年」と宣言した。韓国国民にこの期間中、入国ビザを免除し渡航に便宜を図ったことを強調した。その上で両国国民の平等の原則を考慮し、モンゴル国民にビザ申請の軽減措置を講じ、相互にビザ無しで渡航できる条件を整えるよう要請した。昨年政府は韓国から観光目的で最大90日間ビザなし入国を許可した。
韓東勲法務大臣は「韓国に居住するモンゴル国民の利権を保護し、法的枠組み内で直面する課題解決に向け引続き注力する。同省がビザ条件を緩和するよう調査している」と述べ、「そのため重要な課題は同国における不法滞在者の数を減らし、滞在国の法律・規則を尊守すること」と強調した。続いて、韓東勲大臣はモンゴルの腐敗対策の成功を願い、韓国側から法的支援を含め協力する意向を表した。