Ulaanbaatar
閣議決定 8月16日
政治
法的環境構築まで土地所有と使用許可禁止
8月16日の閣議では防災、減災、都市計画、土地管理措置に関する決議が承認された。同決議では、ウランバートル市の総合計画、土地管理及び利用、都市建設は人間の安全と共通利益、自然環境、グリーン開発、経済、社会発展のバランス確保のために土地法案及びその他の関連法案が策定され、2023年の秋季通常国会に上程し、議論することが決定された。
政府実施機関である土地管理・測地・地図作成局が、関連法案を起草し、2024年予算法と共に国会に提出するよう指示された。また、同法案が承認されるまでは、首都ウランバートル市内の新たな土地取得や利用に関する許可は出さないよう指示された。
特別な保護区域の土地、公有地、道路及び森林、貯水池の所有と利用法令に違反する建物や建設に関するあらゆる問題を調査し、土地取得措置は関連法規に従い講じるよう一任した。
洪水地帯に上陸した家庭や企業を移転させ、法律に違反して土地を供与した役人に責任を負わせ、許可なく洪水防御区域に立ち入り、洪水ダムや運河をゴミや建設残骸で埋め、ダムや建設物を閉鎖し建造物を建設する等の違反行為に対する責任を強化し、国際専門機関による災害リスク評価を実施し、貯水池、小川、それらの保護区域の土地を特別な国家使用に供する問題を検討し、閣議で決定するよう指示した。
