モンゴル大統領による新学年の挨拶

社会
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2023-09-01 14:08:42

9月1日、2023~24学年度の普通教育学校の最初の授業は、モンゴル大統領による「世界首都カラコルム」をテーマにしたビデオ授業であった。 新学年のビデオ授業の冒頭では、オフナー・フレルスフ大統領がスピーチを行った。大統領の挨拶内容は以下の通りである。


親愛なる児童・生徒の皆様

親愛なる科学者、教師、教育者の皆様。

親愛なるご両親へ!

新学年、おめでとうございます!


私たちの先祖は、古来より精神と知恵の自由を尊重し、「知識は勉学による」と子どもたちを教育してきました。


チンギス・ハーン皇帝は、大モンゴル国家を樹立した後、「未樹立の国家には英雄が必要であり、樹立前には賢明な教師が必要である」と教え、各国の科学者を招き、国家一大事の支えとして依頼していた歴史があります。

また、1220 年にチンギス・ハーンにより設立された大モンゴルの首都カラコルムには、様々な宗教寺院が平和的に共存し、大勢の学者が集まり、知識を共有し、議論していました。


2004 年、ユネスコ世界遺産委員会はオルホン川渓谷を人類の文化遺産として認め、世界遺産リストに登録しました。

2022年12月20日、モンゴル大統領は、国家の貴重な遺産を強化し、歴史と文化の保存、人口集中の緩和、地域における発展のバランス確保を目的にモンゴル帝国及び大モンゴルの首都カラコルムの再建に関する法令を発令した。


国の将来を担う親愛なる子どもたちと青少年の皆さん、親愛なる教師、教育者の皆さん、そして親愛なる保護者の皆さん、改めて新年おめでとうございます。皆様の学業や仕事のご活躍をお祈り申し上げます。


モンゴル人の知性と知識が常に広がり、幸運と幸福を捧げます!