オユンエルデネ首相、小林大使と面会
政治(ウランバートル市、2023年11月23日、モンツァメ通信社)ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は今月22日、小林弘之在モンゴル日本国特命全権大使の帰国に際し面会した。
オユンエルデネ首相は、モンゴル国民を代表して小林大使に深い感謝の意を表明し、大使の在任中の熱心なお取組みにより、両国間協力関係が拡大し、政治、経済、文化を含むあらゆる分野で発展したと強調した。特に、日本政府からパンデミックの困難時を乗り越えるのに、250億円の緊急融資を供与し、新型コロナウイルス感染症対策の一環、国連児童基金(ユニセフ)を通じファイザー製ワクチン約230万回分の供給支援が行われたことに、大使が重要な役割を果たしたと指摘した。
小林大使は、任期中にモンゴル政府およびオユンエルデネ首相と協力できたことを嬉しく思っていると述べ、2021年7月に開催された東京オリンピック・パラリンピック競技大会開幕式と2022年9月の安倍晋三元首相の国葬式への首相の参加は、モンゴル人の誠実で友好的な友情の表れであったとし、「モンゴル政府の多大な努力の結果、両国間の協力関係がますます強化され、短期間でパンデミックの困難も乗り越える事ができた。昨年、日本とモンゴルの外交関係樹立50周年を記念し、モンゴルでは100を超えるイベントが成功裡に開催された。今後も両国間協力関係が発展する」と確信を示した。