労働・社会的パートナーシップに関する三者協定評価の作業部会が設立
政治
(ウランバートル市、2024年2月23日、国営モンツァメ通信社)2月22日、労働と社会的パートナーシップに関する2023~25年の三者協定の履行についての議論が行われた。
モンゴル労働組合連合会のS.エルデネバト会長が開会の挨拶で「労働と社会的パートナーシップに関する三者協定は首尾よく履行されている。社会的富の公平な分配について政府と協力し、 2023年には給与と年金が増額された。今年5月1日からの最低賃金の引き上げは三者協定に盛り込まれた。 社会保障法の改正で年金の相続が可能になり、大きく改善された」と強調した。
議論会の際、フレルバータル・ボルガントヤ労働・社会福祉大臣が「労働と社会的パートナーシップに関する2023~25年の三者協定には、賃金と年金の引き上げ、労働価値の向上、生産性に基づく賃金制度の創設、福祉から労働への転換政策の実施などが盛り込まれた。『新復興戦略』と公務員制度改革の目標に基づき、公務員給与制度の改革に着手した。
労働市場に必要な専門家が不足し、生産性が低いことが事実である。従い、これらの課題にさらに注目し、人事政策の抜本的な改革を行う必要がある」と述べた。
会議では、21県と9つの地区の労働組合の責任者が意見を表明し、最後には、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相が三者協定の評価の作業部会を設立し、意見をまとめて検討するよう指示した。