吊り下げ運送工事が開始

社会
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2024-04-05 14:20:04

(ウランバートル市、2024年4月5日、国営モンツァメ通信社)4月4日、フランス政府の特別融資で実施される、吊り下げ運送プロジェクトの起工式がウランバートル市の渋滞緩和目的で、ヤールマグ・アルツァット口にて行なわれた。


起工式の際、セバスチャン・スルン在モンゴル国特命全権大使が「現在、フランスの公共交通機関で使用される吊り下げ輸送機がモンゴルでも使用されることをとても嬉しく思う。本プロジェクトを実施する「Poma」企業は、吊り下げ運送サービスを国際的に展開した経験深いチームであることに確信していいと思う。我々が行なった調査結果では、ウランバートル市は吊り下げ輸送を導入するのに最も適した都市である」と述べた。


更に、ニャムバートル首都知事兼ウランバートル市長が「ヤールマグ周辺の交通渋滞緩和のため、いくつかの舗装道路、道路施設が設備中である。公共交通機関間の接続を確立するため、ヤールマグ~カラコルム方向に吊り下げ運送の最初の線を建設することが計画されている。第2線のルートは今週中に最終決定予定である。同建設及び整地に支援と協力した市民・事業者の方々へ心より感謝を申し上げる」と述べた。


同プロジェクト枠内、ヤールマグ・アルツァット口から第1地区(ホローロル)まで続く長さ4.2㌔、停留場2つ、柱19本から成立される吊り下げ運送線を建設する。同運送線は、片道で12分間かかる。キャビンは98室あり、各キャビンは最大 10 人乗りで、運送能力は1 時間あたり2300人である。