日本モンゴル友好議員連盟のメンバーと日本財団会長に感謝の意を表明
政治(ウランバートル市、2024年5月26日、国営モンツァメ通信社)5月24日、ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長は、日経フォーラム第29回「アジアの未来」に出席する際、林幹雄衆議院日本モンゴル友好議員連盟会長が率いる代表らと会談した。
ザンダンシャタル議長は、両国間の関係と協力の強化に貴重な貢献をし、モンゴルの積極的な支持者である林幹雄会長が率いる議員連盟メンバーに感謝の意を表明した。「共通の民主的価値観を有するモンゴルと日本の関係は、『平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ』のハイレベルで全分野において深く発展しつつある。両国の議会間の協力は、モンゴルと日本の関係を現在のレベルに引き上げるため貴重な貢献をした。日本モンゴル友好議員連盟が関係発展に向け常に支持していることに心から感謝の意を表す。また、両国の議会における友好議員連盟間の協力、特に若手議員同士のつながりや交流をさらに活性化したいと考えている。両国は全分野で「人間中心」の関係と協力を強化することを決定し、共通の価値観を有する両国の関係が『平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ』の高いレベルまで格上げされたことを嬉しく思う」と述べた。
ザンダンシャタル議長は、笹川陽平日本財団会長兼笹川平和財団名誉会長と会談した。モンゴルの若者たちの日本での研修と「伝統医学の普及」プロジェクトの枠での地元医師の研修、モンゴルの希少薬草に関する書籍発行、工学系高等教育支援計画の実施などにより、モンゴル社会の発展に多大な貢献をした笹川平和財団に感謝の意を表した。双方は、モンゴルと日本が全分野での「人間中心」の関係・協力強化を決定し、今後、国民間の交流をさらに活性化する必要があると強調した。
その後、ザンダンシャタル議長は、東京大学の江崎浩教授と会談した。同会談の際、日本との友好関係と協力の深化がモンゴル外交政策の優先事項の一つであり、モンゴル国会はこれを非常に重視していると強調した。